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マネーコラム

Vol.3

資産形成を考える(預貯金編)

2014.01.06

今月は「預貯金」の観点から資産形成について考えてみます。

「預貯金」とひとくちにいっても、現在どのくらいあれば「平均」なのでしょうか。
金融広報中央委員会が発表した、2013年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、家計が保有する金融資産は平均額で1,101万円とのこと。
「こんなに?」と驚かれる若い世代の方もいらっしゃると思いますが、長期的な視点で考えて早めに「預貯金」へ目を向けていけば、決して難しい金額ではありません。

資産というと、株や投資信託などの金融商品を思い浮かべますが、これらは経済情勢によっては元本を大きく割り込むこともあります。一方、円建ての預貯金は、元本が保証されており、確実に資産を増やしていくことができますが、残念ながら最近の預貯金の利率はとても低くなっているのが現実です。

ここで基本的な知識ではありますが「おさらい」をしてみたいと思います。
「単利」「複利」の違いです。
「単利」は、初めに預けた元本に対してのみ利息が加算され、「複利」は、初めに預けた元本に、運用期間中に発生した利息を含めて新しい元本として利息が加算されていきますので、「単利」よりも運用効果が高くなります。同じ金額を預けるなら「単利」よりも「複利」の商品を選ぶ方が、受け取る金額は多くなるわけです。
また1年ごとに利息を組み入れる「1年複利」の商品、半年ごとに利息を組み入れる「半年複利」の商品があり、運用期間が長くなるほど複利効果は大きくなります。
下記もぜひご参考になさってください。

< わずかな差でも10年経てば大きな金額の差に!〜より高い金利で運用を〜 >
元金100万円を以下の利率で10年間運用した場合
利率0.1% ⇒ 元利合計 約101万円
利率1.0% ⇒ 元利合計 約110万円
利率2.0% ⇒ 元利合計 約121万円
利率3.0% ⇒ 元利合計 約134万円
※10年複利で計算、税金は考慮しておりません。

では、もうひとつ別の視点での「資産形成」という意味で、「資産性のある生命保険」について考えてみたいと思います。
「投資商品はよくわからない」「銀行だとついつい使ってしまいそう」という方もいらっしゃるかと思います。そうした方にご紹介したいのが「資産性のある生命保険」です。

■「資産性のある生命保険」について
・契約満了時に満期保険金がもらえる(例:学資保険、養老保険、個人年金保険など)
・中途解約時に一定の返戻金がもらえる(例:終身保険など)
の2つのタイプがあります。
メリット:「保障」と「資産形成」を兼ね備えており、満期まで積立すれば確実に「貯める」ことができます。(商品によっては「保障」がないものもあります)
デメリット:途中解約すると、払い込んだ金額と比べて受け取れる金額が少なくなる可能性があります。

■「資産性のある生命保険」の魅力とは
最大の魅力は「銀行の定期預金よりも利率が高い」ということです。
今年の4月に保険料の改定が行われたものの、まだまだ利回りとしては高いままを保っていますので、長期的な視点では「銀行で毎月1万円ずつ積み立てる」よりはお得だといえます。
銀行のように気軽に引き出せないというところで、貯められるメリットもあります。

また、株や投資信託ですと「勉強や知識が必要なのではないか」「リスクのことを考えるとハードルが高い」と感じる方でも、保険であれば身近に考えやすいのではないでしょうか。

さらに、「生命保険料控除」があります。
1年間に支払った生命保険料、介護医療保険料及び個人年金保険料は、支払額に応じて一定の金額の所得控除を受けられますので「資産形成の側面を持ちながら、保障という安心感もあり、さらに税の軽減ができる」というところも魅力ですね。

後半では、資産性のある生命保険について詳しく説明しましたが、銀行の預貯金などについてもネット銀行の資産形成商品やボーナス時のキャンペーンなどメリットの大きいものもあります。
いろいろと情報収集をして、自分のライフプランにあったものを選びましょう。

新しい年の始まり、自分なりの方法や預貯金プランを考えて、意欲的に「資産形成」にチャレンジしてみませんか?

日本FP協会認定CFP® 福島佳奈美

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