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着物を知ろう

最近、街で若い人の着物姿をよく見かけます。成人式とか結婚式じゃなくて、普段着っぽく着てるんですよね。ちょっとレトロな感じの着物をお洒落に着こなしている女性、縞のモダンな着物を洋服感覚で着ている女性もいます。「素敵だなぁ、真似したいなぁ」と思います。
わたしも着物は持っていますが、成人式の時に作ってもらった振袖だけ。それも成人式以外には数回袖を通しただけです。
もっと身近なワードローブとして着物を着てみたい。そのためにも、もう少し着物のことを知ろうと思います。まずは着物の基本を調べてみました。

着物の種類

●フォーマル
黒留袖:黒留袖とは既婚女性の第一正装。裾に模様(江戸褄)が入っていて、背中・両後ろ袖・前胸元の計5箇所に家紋が入っている。
色留袖:既婚・未婚にかかわらず着ることができる祝儀用の第一礼装。五つ紋付きの場合は黒留袖と同格に扱われる。
振袖:未婚女性の第一礼装。華麗な絵羽模様と長い袖が特徴です。
*絵羽模様:最初に生地を採寸通りに仮縫いし、絵を描いた後にほどいて、あらためて染色作業をする。つまり、仕立てた後、縫い目をまたいで柄が描かれている。
訪問着:絵羽模様がほどこされた華やかな着物で、未婚・既婚を問わず着られ、紋を付ければ色留袖と同格になる。
付け下げ:絵羽模様ではなく、反物の状態で染めてあるので、柄が縫い目をまたぐことはない。大胆な裾模様はないが、模様がすべて上に向くように計算されている。
色無地:無地の着物で一色に染められている。紋を付けない色無地は街着感覚で着られ、一つ紋を付ければ、礼装として正式なシーンで着ることができる。
●カジュアル
小紋:着物全体に同じ模様が繰り返し描かれていて、反物の柄に上下のない柄付け。
紬:絹織物の一種で、一般的に糸を染めてから反物に織り上げるもの。縞や格子など様々な模様がある。
浴衣:木綿生地に染めをほどこした単の着物。肌襦袢の上に直接着る、かなりカジュアルな着物。

着物には染め方や糸の種類などによって、いろいろな種類があるんですね。フォーマルかカジュアルかは、仮仕立てをしてから染めるか、反物で染めるか(織り上げるか)が大きなポイント。仮仕立てをしてから染め上げ、その後仕立てる、という手間暇がかかっていることが上等の証なのですね。最近はデニム地の着物なども流行っているそうで、男性や若い女性に人気だということです。着物も伝統的なものだけでなく、流行やニュースタイルがあるんですね。

帯の種類

●フォーマル
袋帯:フォーマルの帯と言えばこれ。もともとは袋状に織られていたので、袋帯というらしい。今は裏地を合わせて仕立てたものが多いそう。長さが約4m 20cm以上あり、結び方は二重太鼓。振袖の飾り結びなどはこの長さがないと結べないとのこと。金や銀などの糸が使われ、重厚な織柄になっている。
●カジュアル
名古屋帯:カジュアルシーンの帯の代表。長さが3m 65cmで、結び方は一重太鼓とのこと。長さが袋帯より短いので二重太鼓は結べないということらしい。また、体に巻く部分の帯が幅半分に仕立ててある場合が多いとのこと。
半幅帯:帯の幅が袋帯や名古屋帯の半分で仕立てられた帯で、浴衣などに合わせるとのこと。
兵児帯(へこおび):芯のない布の帯で、浴衣などに合わせる。子どもの頃、浴衣に巻いてもらった長いスカーフのような帯のこと。

帯は袋帯と名古屋帯のふたつがあれば良さそうですね。長さの違いだけでなく、柄や仕立てにも格の差があるようです。ただ、袋帯にも柄や仕立てがカジュアルなものや、名古屋帯に金や銀の糸を使ったものがあったり、セミフォーマルからカジュアルシーンでつけられる帯もあるそうです。

シーン別TPO

●結婚式(親族として)
着物:黒留袖・色留袖(五つ紋 or 三つ紋)・振袖・訪問着・色無地(一つ紋)
帯:袋帯
●結婚式(友人として)・格式あるパーティ・入学式/卒業式(本人として)・初釜
着物:色留袖(一つ紋)・振袖・訪問着・付け下げ(華やかな柄)・色無地(一つ紋)
帯:袋帯
●入学式/卒業式(親として)・七五三・お宮参り・お茶会
着物:付け下げ・色無地(縫い紋)
帯:袋帯
●歌舞伎など演劇鑑賞・会食
着物:付け下げ(シンプルな柄)・色無地・小紋・紬
帯:名古屋帯
●カジュアルな会食・お稽古
着物:色無地・小紋・紬
帯:名古屋帯
●花火大会・夏祭り
着物:浴衣
帯:半幅帯・兵児帯

TPOを調べてみると、オールマイティな着物や帯はない模様。浴衣以外の着物なら、ほとんどフォーマルかと思っていましたが、そう簡単ではなさそうです。紋の扱いも難しそう... でも、考えてみれば、洋服だって同じことですよね。一枚でどんなシーンでもぴったりな服なんてありません。
まずは活用範囲が広そうで、帯との組み合わせも洋服感覚を活かせそうな色無地からスタートしてみようかと思います。その前に着付けも習わなくては!

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