働く女性の「いま」を応援する情報サイト

Lady GO!! キャリア応援部

Money[マネー]

Photo
Photo

結局どっちがお得なの? 賃貸 or 購入?

賃貸か? 購入か? 住宅費用を考える上で永遠のテーマと言えるかもしれませんね。
調べてみると、さすが永遠のテーマ。住宅メーカーから不動産会社、税理士事務所、金融機関まであらゆる関係機関が比較情報を提供しています。いろいろチェックしてみましたが、どのアドバイスも結局、個人によるというかライフスタイルによるもので一概にはどちらがいいとは言い切れない、という論調で、どうも決め手にかける印象。そもそも仮定条件がちょっと自分のケースとかけ離れているし、純粋な比較になっているのかどうかもよくわからない...

メリットとデメリット

そもそも損得っていうこと自体が当事者の考え方や価値観による部分が大きいし、仮にかかるお金の合計で考えるとしても、地方か東京か、マンションか戸建てか、新築か中古か、という前提条件で大いに異なる。税金のことも考えなくちゃいけないし、結婚しているか否か、子供がいるかいないか、など、本当に個別に考える必要がありそう。
まずは希望物件にあたりをつけ、賃貸と購入それぞれで、85歳までかかる費用の総計を具体的に比較してみましょう。これは不動産屋さんやファイナンシャルプランナーに相談して、詳細に計算してみたほうがいいでしょう。
金額的なシミュレーションはプロの手を借りるとして、お金以外のメリットとデメリットについては家族と相談しながら検討しておく必要があります。考えるポイントは次の通り。

購入の場合

「自分のお城を手にいれた」という安心感を得たり、自分の好きな間取りにできたり、子供に財産を残すことできるし、購入にはメリットもたくさんあります。ただ、メリットだけではないはず、気づかない落とし穴があるかも。デメリットこそ、きちんと押さえておきましょう。

  • 長期のローンを抱えるので転職など変化に対応しにくい。
    毎月決まった額を支払うのは、賃貸もローンも一緒ですが、転職やリストラなどで金銭的に余裕がなくなった時に、賃貸なら安いところに引っ越せばいいのですが、ローンはそういうわけにはいきませんね。
  • 簡単に引っ越せない。
    子供が生まれて手狭になった、親が高齢になったので親の近くへ住むことになったなど、やむなく転居することもあるかもしれませんし、素晴らしい戸建てを買っても、隣がゴミ屋敷になっちゃったり、子供がいじめにあったり... 何か問題が発生しても、持ち家となると簡単には引っ越しはできませんね。
  • 途中の買い換えは不利になることがある。
    いろいろあって売却しようと思っても、価格が下がって大きな損失を出したり、なかなか売れなかったりという心配はつきまといます。
  • 頭金が必要。固定資産税や管理費も。
    購入となると、それなりに頭金が必要ですね。さらに月々のローン返済に加えて固定資産税や管理費も必要になります。
  • メンテナンス費用の積立が必要。
    自分のモノですから、思い通りの設計やデザイン、リフォームが可能です。ただ、古くなれば家も傷みますから、メンテナンスも必要に。マンションの場合、月々修繕積立金などの支払いもありますし、戸建ての場合は、その分を自身で貯蓄しなくてはいけないかも。
賃貸の場合

収入が減ったり、勤務地が変わったりしたときにも動きやすく、常に新しい物件を求めて転々とすることもできるのは、賃貸の最大のメリット。身軽でいるっていいことも多いですね。購入時の頭金のようにまとまった支出をしなくていいので、その分のお金を運用して増やしていくということもできます。固定資産税や管理費がいらないし。
ただ、先のことを考えるといろいろ不安が... デメリットも確認しておきましょう。

  • 高齢になると家は借りにくい。
    仕事をバリバリしていた若い頃とは違い、当然選択肢も減り、借りにくくはなるでしょうね。年金暮らしでは家賃負担も大きくなるでしょう。
    最近は高齢者向けの賃貸住宅もありますし、これからは高齢者が増えてくるので、そのような物件も多くなってくるでしょうが、やはり不安ですね。
  • 間取りやデザインなどを勝手に変えられない。
    ちょっと棚をつけたい、クローゼットを改装したい、と思っても、家主さんの許可が絶対に必要ですし、退去時には原状復帰を求められます。気に入ったところに引っ越せばいいと言っても、引越代もバカになりません。

このように購入も賃貸もそれぞれ一長一短。
退職までは賃貸で暮らし、退職金で夫婦ふたりサイズの家を一括で買う、という賃貸&購入混合プランもあるし、賃貸のアパートを一棟買いし、家賃収入で住みたい家を借りるなんていう、発想の転換も。
持ち家と賃貸のどちらが得かということよりも、どんな暮らしをしたいのか、じっくり考えることから始めるのが最も大切なことのようです。