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お金の使い方を考える

先日、フェイスブックをチェックしていたら、友人がシェアしていた記事に目が留まりました。
ある女性の結婚披露宴の引き出物についての記事でした。
それは、途上国支援でバングラデシュで作られたバッグや、気仙沼で地元企業を立ち上げた女性の著書など、自分たちが応援したい人がつくっているモノ、こういうモノが増えたらいいなと思うモノを引き出物に選んだという話。
素敵なお金の使い方だなぁと思うと同時に、あらためて自分のお金の使い方について考えさせられました。
困っている人を助けたい、頑張っている人を応援したい、と思うのは誰しも同じですよね。
でも、その気持ち(お金)をどのように伝える(贈る)べきかがよくわからない。
寄付というとちょっと大げさだし、そもそも大金は無理だし、寄付の方法もよくわからない。
フェイスブックの記事の女性のように、結婚披露宴の予定があれば、絶対に真似したいけれど、残念ながら既婚だし...
最近よく耳にする「クラウドファンディング」はちょっと難しそう。
そういえば「ふるさと納税」って、「クラウドファンディング」に近いかも。
寄付した自治体からお礼に豪華な特産品が贈られることは、TV番組で話題になっていましたが、詳しいことはよくわからない。
ということで、今回は「ふるさと納税」について調べてみました。

ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、簡単に言ってしまえば自治体への寄付金のこと。「地方創生」を旗印に平成20年度の税制改正によって導入が開始された、国民の納税に対する意識の好転、地域による税収格差の是正を目的とした税制です。
地方で生まれ育った人たちの多くが、その土地で医療や教育などの様々な住民サービスを受けながらも、進学や就職で都市部に引っ越してしまい、税金は引っ越し先である都市部で納付しています。
しかも「やっぱり老後はふるさとで過ごしたい」と、年老いてから故郷に戻るケースも多く、介護や福祉といった行政コストの負担も増加。
そうなると地方は、お金を使わなくちゃいけないことがいっぱいあるのに、肝心のお金が入って来ないという状況に陥ってしまいますよね。
そこで考えられたのが「ふるさと納税」。寄付というカタチで、困っている地方を応援しよう、というわけ。

ふるさと納税のしくみ

基本的に税金は住民票のある地域と国に収めますが、「ふるさと納税」は出身地にかかわらず、全国の自治体に「ふるさと納税」というカタチで寄付することで、住民税と所得税の一部で控除を受けることができます。
つまり、納税した住民税・所得税の一部を、納税者が選んだ自治体に移転することができる、ということです。
控除を受けるには確定申告が必要ですが、もともと確定申告が必要ないサラリーマンなどに対して、「ワンストップ特例制度」が昨年から導入され、より身近になったようです。

インターネット上には「ふるさと納税」専用のポータルサイトがあります。
そのサイトには、お肉や野菜、魚介などお礼の品から選びたい人向けのページ、地域から選べるページ、地元の高校の存続支援や美術館の設立支援、障がい者支援など使い道から選べるページがあります。
その他、ランキング、おすすめ、災害支援など、寄付する側が選びやすい工夫がされていました。
自治体ごとに様々な思いを持って取り組んでいるプロジェクトなども紹介させています。
ある地域のページには、美しい風景とそこに住む人たちの様子が掲載されていました。
この風景を残したいなぁ、みんな頑張っているなぁと、行ったこともなく名前もよく知らない場所への想いが募りました。
皆さんもお時間がある時に是非チェックしてください。応援したい地域が見つかるかもしれません。
http://www.furusato-tax.jp/

海外には、入館料=寄付という考え方の美術館などがあって、入場者は払いたい金額を払って入館します。この美術館が好き! という方は、来館するたびにその気持ちを伝えることできるんですね。
株式投資も元手を増やすということではなく、「この企業の考え方を支持したい」「この企業の商品が好き」という応援の気持ちで株を買うというのが、本来の株式投資の考え方だったのかも。
「ふるさと納税」も「支援したい」「応援したい」というポジティブな想いで、自分のお金を使えるいいチャンスなのかもしれません。
そもそもお金を使うということは、誰かを応援しているということなのかもしれませんね。
そんな観点で自分のお金の使い方を見つめ直してみると、お金に対する考え方や使い方が変わるかもしれません。