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奨学金について知ろう

先日、久しぶりに親戚が集まる機会がありました。そこで、この春大学に進学した従兄弟から、彼の友人が奨学金を得て進学したという話を聞きました。成績優秀な友人は、返済の必要がない奨学金を得たとのこと。奨学金とは一種の教育ローンだと思っていたので、返済が必須だと思いこんでいました。従兄弟によると、返済が必要な奨学金と必要のない奨学金があるそうで、ふたつを併用することも可能だそうです。
奨学金制度に俄然興味が湧いてきました。いつものように好奇心の赴くままに、あれこれ調べてみました。

奨学金制度とは

「独立行政法人 日本学生支援機構」のHPによると、奨学金とは『経済的理由で修学が困難な優れた学生に学資の貸与を行い、また、経済・社会情勢等を踏まえ、学生等が安心して学べるよう、「貸与」または「給付」する制度』とのことです。奨学金には卒業後に返済が必要な「貸与型」と返済の必要がない「給付型」があるそうです。
日本で現在のような奨学金制度の基礎ができたのは1943年のことで、「日本育英会」という財団が設立され、少額の奨学金を無利子で貸出したのが始まりとされているようです。「日本育英会」は2004年に他の財団法人と統合され、前述の「独立行政法人 日本学生支援機構」として現在も奨学制度の運営を行っているとのことです。

奨学金の種類

主な奨学金の種類は次のとおりです。
・第一種奨学金(日本学生支援機構)
国内の専修学校(専門課程)・高等専門学校・短大・大学・大学院に在籍する学生を対象とし、無利子で奨学金を貸与する制度。
・第二種奨学金(日本学生支援機構)
第一種と同じ学生を対象に、一定の利息を付けて奨学金を貸し出す制度。
・あしなが育英会奨学金
「あしなが育英会」という民間のNGOが運営する奨学金。親が亡くなっていたり、親が重度のケガや病気で働くことができない家庭の学生を対象にした制度。
その他、大学独自の奨学金制度や、地方自治体や民間企業による奨学金制度もあるようです。自治体や民間企業の奨学金制度には給付型が多いとのこと。

どの奨学金も、本人の学業成績や家庭の経済状況などに関する選考や審査があり、誰でも利用できるということではないようです。もちろん、貸与型は返済が必須となりますので、滞りなく返していく必要があります。返済期間は奨学金制度や国公立か私立か、自宅通学か自宅外通学かなどによって異なるようです。また、留年や休学などで最短期間内に卒業できない場合は、途中で貸与が打ち切られることもあるようです。

勉学に意欲のある学生にとっては、非常に有用な制度ですね。ただ、返済に苦しむ学生の苦境についての記事もあり、奨学金があらためて借金であることを痛感しました。返済金は次の奨学金の財源にもなるので、奨学金の恩恵を受けた上には、後輩たちのためにも確実に返済することも大事ですね。
今回はざっと調べただけですが、会社員として、民間企業の取り組みに興味を持ちました。企業が行う社会貢献活動として、次世代を担う学生の支援は、両者にとって非常に有益だと感じました。引き続き調べてみようと思います。