
一人で使う分には収入は潤沢だけど、それだけに家計には無頓着な面も…。
でも、老後まで考えてみたとき、将来に不安はありませんか?
三井浩一さん(44)、浩二さん(38)、浩三さん(32)は三人兄弟。三人とも実家を離れて賃貸住まい、独身貴族を謳歌しています。もっとも兄弟とはいえ、互いの歳が少し離れているせいもあるのか、三人の性格はまちまち。生き方も、お金に対する考え方も異なります。両親は父親(69)、母親(68)とも今のところは健康です。
それでは、三人のプロフィールを順に見ていきましょう。
長男の浩一さんは、三人の中でもとりわけ責任感が強く、堅実な性格。弟二人からは「兄貴がいるから実家のことは大丈夫」と思われています。実際「いざというときの両親の面倒は俺が見なくては…」という頼りになる兄です。近ごろは、両親ともに歳をとってきたせいもあるのか、気弱な発言が聞かれることも多くなり、気がかりです。両親は裕福というわけでもないので、病気で寝たきりになったりしたときは、資金援助など、できるだけのことはしてあげたいと考えています。ただ、それだけの資金的な余裕があるのかどうか不安に思っています。
現在の金融資産は2100万円。貯蓄もしっかりしてきたつもりですが、いざというときの実家への資金援助に加え、年金不安もあり、将来の生活設計をしっかりしておきたいと考え、ファイナンシャル・アドバイザーに相談しました。
| 両親が高齢になったり、寝たきりになった場合の支援 | 2016年〜2030年:年120万円 |
|---|---|
| 実家のリフォーム (将来、実家に戻って高齢の親の面倒をみる予定。弟二人は了承済) |
2030年:1200万円 |
| 車や旅行等 | 2009年〜2040年:年70万円 |
| 老後の生活費(60歳〜) | 2025年〜2055年:年360万円 |
| 給与(60歳退職) | 年収1000万円 |
|---|---|
| 毎年の貯蓄(夢への支出を除く) | 年250万円 |
| 金融資産残高 | 2100万円 |
アドバイザーは、この他にもたくさんの項目をヒアリングし、それらをもとに家計の推移を将来にわたってシミュレーションを行います。結果は、次のようになりました。

次男の浩二さんは、三人の中では最も垢抜けていて、1LDKのおしゃれな賃貸マンションに住んでいます。つき合っている彼女もいるようです。若いころから株式投資を始め、株式投資情報サイトや有料のメルマガなどを活用しながら信用取引も行っています。一時、外国為替証拠金取引(FX)も行っていましたが、こちらは円高傾向になってからは控えています。
悩みはその投資についてです。2007年の夏ころまでは株式投資も外国為替証拠金取引(FX)も順調で、金融資産は5000万円にまでなったのですが、サブプライム問題が起こってからはうまくいかず、今では2000万円になってしまいました。といっても、自信をなくしたわけではなく、また盛り返そうと意欲満々。
…ですが、ときどき、本当に大丈夫かなとの思いがちらっとかすめます。そんな折、たまたま長男の浩一さんから、相談しているファイナンシャル・アドバイザーは、「投資に関しても結構しっかりした考え方を持っているよ」と聞いて、ファイナンシャル・アドバイザーに会って話を聞くことにしました。
日経平均株価の短期的な相場予想と、銘柄推奨について、継続的に的中率の高い情報がほしい
三男の浩三さんは、マイペース派。若いころバンドに熱中していた浩三さんは、浩一さんや浩二さんほど収入はよくないものの、音楽関係の仕事につくことができて満足しています。遅くとも45歳までには防音室のある家を購入し、賃貸住まいではできない楽器の演奏を自宅でも楽しみたいと思っています。
浩三さんはマイベースを自称するだけあって、趣味にはお金を使いたい方ですが、節約できないわけでもなく、これまでもある程度の貯蓄はしてきました。一人暮らしだと、使うのも節約するのも自分次第ではありますが、今までのような貯め方で将来困るようなことにならないかがちょっと不安に思っています。長兄からファイナンシャル・アドバイザーに相談してよかったという話しを聞いて、ファイナンシャル・アドバイザーに相談してみることにしました。
| 音楽等の趣味 | 2009年〜2047年:年50万円 |
|---|---|
| 家の購入(3000万円)頭金 | 2022年:600万円 |
| 住宅ローン(20年、固定金利3.00%) | 2022年〜2041年:年160万円 |
| 老後の生活費(60歳〜) | 2037年〜2067年:年360万円 |
| 給与(年収)(60歳退職) | (32歳)600万円 → (38歳)750万円 → (44歳)900万円 |
|---|---|
| 毎年の貯蓄(夢への支出を除く) | (32歳)100万円 → (38歳)175万円 → (44歳)250万円 |
| 金融資産 | 800万円 |
アドバイザーは、この他にもたくさんの項目をヒアリングし、それらをもとに家計の推移を将来にわたってシミュレーションを行います。結果は、次のようになりました。
