私が入社以来目指してきた営業部長として久喜営業部へ着任して初めて迎えた山場は、目標が普段よりも高くなる「特別月」でした。万が一未達成に終わってしまった場合、営業部全体の士気が下がってしまうため、絶対に外すことはできません。そこで私が意識したのは、2つのことでした。ひとつは「営業職員との密なコミュニケーションによる提案プランの考案」でした。営業職員一人ひとりと、お客さまに合わせたご提案内容を綿密に打合せしました。そしてもうひとつ力を入れたのが、「営業部内の雰囲気をとにかく盛り上げること」。苦しい中でも営業職員に楽しんでもらうことで気持ちよく営業活動に臨んでもらうことが重要だと考えた、私なりの戦略でした。そんな働きかけが実を結び、全所属員が最後まで諦めずやりきり、大達成を遂げることができました。
久喜営業部には現在13名の営業職員が在籍していますが、年齢も経歴もさまざまです。目標達成に向けて動いてもらうには、そうしたさまざまな個性と向き合い、信頼関係を築くことが何よりも大切です。私はそのために最低でも2日に1回、できれば毎日、一人ひとりと面談を行います。営業職員によってコミュニケーションの取り方を変えるのは当然のことで、心の機微を見逃さず、叱咤し、励ますことを心がけています。この仕事は、営業職員の皆さんとシステマチックに接してしまうと、まずうまくいきません。自分自身も失敗しました。一人ひとりの個性を尊重し、いたわりの気持ちをもって接する。こちらの想いを伝えるためには、まず相手の想いを理解することが重要です。今ではもう、その営業職員が好調なのか不調なのか、顔色で判断できるくらいになりました。
入社7年目という若さで営業部長という成長機会を与えてくれた会社には、本当に感謝しています。尊敬できる先輩にも恵まれました。ある営業部長なのですが、一言で言うなら、太陽みたいな存在です。熱くて、厳しいのですが、メンバーへの愛情にあふれた人です。「あの人のもとで働けたら幸せなんだろうな」と思えるような、そんな営業部長になりたいと思わせてくれた方です。今はまだ、高くそびえる頂の2合目くらいですが、まずはこの久喜営業部で結果を残したいと考えています。私の当面の目標は、営業職員を20人まで増やすこと。もっと「中野さんと一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうかが、勝負です。