北九州支社で営業支援をしていたとき、新商品の導入が現場のモチベーションアップにつながると感じました。既存のお客さまに新たなご提案ができたり、これまでご提案の対象にならなかった方がお客さまになったり、新しい商品は営業現場の切り札だと実感しました。そして、私も切り札となる商品を開発したいと、商品開発部に憧れを抱くようになりました。

中でも興味をもったのは、約款の作成です。約款とは、保険の入口から出口まであらゆる約束事が書かれている保険のバイブルです。当時の支社長が約款について非常に詳しい方で、商品の仕組みから細かな規定までいろいろと教えてくださり、約款の奥深さに驚きました。
念願かない、商品開発部で「普通保険約款」と「事業方法書」と言われる基礎書類の作成を担当しています。保険業は免許事業のため、作成した基礎書類を金融庁に提出し、認可を取得しなければ新商品の販売ができません。会社にとって重要な役割を担えていることに誇りを感じています。

もちろん知識ゼロからのスタートでしたから、苦労もあります。保険商品、法律、医療、運用など幅広い知識が求められるだけでなく、複雑な情報をロジカルに整理し、いかに分かりやすく約款に落とし込むかという論理的思考力も求められています。
着任1年目で、「ドリームクルーズワイド」という新商品の主担当を任せてもらいました。嬉しかった反面、私が担当してもよいのだろうか?とプレッシャーも感じました。しかし、チームのバックアップ体制が整っていたので、集中して約款の作成に打ち込むことができました。先輩からヒントをもらいながら、最後まで自分の手で書きあげることができ、この上ない達成感を経験できたことは、今後の業務の自信になりました。

チームの先輩方は、みな約款のプロフェッショナル。知識も経験も豊富で、辞書のごとく頭の中に約款の情報が蓄積されています。まだまだ追いつけません。だからこそ、今後も勉強と経験を重ね、力をつけていきたいと思います。